1月15日(土)に、今年度2回目の懇談会を行いました。コロナウイルス感染症流行に伴い、今回もリモートで実施しています。
【フリージア組】
各家庭に、お家でよく読む絵本やお子さんが好きな本を紹介してもらいました。園で読んでいる絵本をご家庭でも用意されたり、歯磨きを進んでしてもらいたいという願いを込めて、絵本を選んだりしているなど、貴重な意見交換の場となったようです。また、普段の園での様子をスライドショーにして観ていただくと、我が子の成長を目を細めながら眺める方や「こんなにできることが増えている!」と、喜ばれる方もいました。

【ストック組】
着脱や食事など、園での様子をスライドショーにして見ていただきました。“自分でやってみたい”という気持ちがこの一年で芽生え、写真を通して成長を感じていただけたようです。その他に、ストック組の子どもたちが最近お気に入りの“どんな色が好き”や“ネズミのしっぽ”の絵本や紙芝居を、画面越しに保護者の方に読み聞かせをしました。歌絵本の時には保護者の方も、自然と身体を揺らして楽しそうに聞き入ってくださり、子どもたちと同じ感覚を味わって楽しんでいただけていたら嬉しいです。

【オリーブ組】
会の始めに、アイスブレイクとして“うちの子と言えば”というお題で、各家庭にお子さんを紹介してもらいました。『うちの子と言えば、甘えん坊さん』や『とっても食いしん坊』など、可愛らしい話が聞かれ、和やかな雰囲気でスタートしています。そして、この一年での子どもたちの成長や、友だちとのやり取りの中で生まれる葛藤についても、レジュメに写真を載せてお話をしています。園だからこそ見られる姿に、『なるほど~』と共感される保護者の方の姿が見られました。そして、来年度は幼児クラスに進級するということもあり、4月からの様子を少しでもイメージしていただけるように、幼児クラスの様子や生活の流れについて話をしています。

【アイビー組】
始めに、12月のクリスマス会での合唱の様子を見ていただきました。『楽しそうに歌っている姿が見られて良かった』などの意見が聞かれた他に、4、5歳児の様子も合わせて見ていただいたことで、来年再来年のお子さんの姿も想像できたのではないでしょうか。
幼児クラスに進級したこの1年で、子どもたちが成長した姿や4歳児に成長するにあたり、発達過程で見られる姿について話をしています。特に、4歳児は自我と第二の自我(社会性)で揺れ動く時期でもあるため、子どもたちの思いに寄り添いながら受け止めて切り返すという対応について説明をしています。

【チューリップ組】
クリスマス会の姿をご覧いただいた際は、自分たちで話し合って決めた“おめでとうクリスマス”の歌と合奏の様子に、目じりを下げて見つめる保護者の方々の姿がとても印象的でした。クローバー組の合奏の様子を観られると、様々な楽器を使っている姿に感心される方や、来年度の姿を想像して楽しみにされる方がいらっしゃいました。フリートークでは、“食事の時間のマナーについての伝え方”や“兄弟喧嘩の仲裁方法”、“小学校へ進学に向けてポジティブな印象がどのように伝えたら良いか”など、悩みや質問がたくさん聞かれました。画面越しではありましたが、保護者の方同士で意見交換をしたりアドバイスをし合ったりと、有意義な会になったようです。

【クローバー組】
クリスマス会の様子を観ていただくと、様々な楽器を使い、息を合わせて合奏する姿に感慨深い表情を浮かべる保護者の方がたくさんいらっしゃいました。また、友だちと良さを認め合いうことで、肯定的に相手を見る心が育っているという話もしています。フリートークでは、この一年でのお子さんの成長を振り返ってもらいました。友だちへの思いやりや、挑戦する心が育ったなど、保育士も一緒に振り返って共感できるお話が聞かれ嬉しく思います。残り2カ月ではありますが、日々の活動への参加の仕方は個々により違えど、“その子らしさ”を大切に、今を楽しめるよう保育していきたいと思います。

今年度最後の懇談会は、残念ながら保護者の方々と実際に顔を合わせてお話しすることができませんでした。この1年で大きく成長した子どもたちの姿や園での様子をお伝えでき、私たち保育士にとっても貴重な時間となりました。お忙しい中、懇談会にご参加いただきまして、ありがとうございました。